紙はその種類によって品質・特性が異なるために、紙の中でもさらに分別されていないとそのまま使えなくなってしまいます。
以下に、古紙回収のためのポイントを掲載しますので参考にして下さい。

<「ミックスペーパー」・「機密文書」もリサイクル可能になりました。>

通常、家庭やオフィスから出る紙くずは、分別しない限り、古紙原料として使えない紙(下記記事参照してください)が混ざり、再利用することが出来ませんでした。
コアレックス道栄ではこの紙くずを「ミックスペーパー」と称し、原料として使用する研究を重ね、この度、原料として使うことに致しました。

また、「機密文書」は秘密文書などを綴じたファイルなどで、ファイルの金具などが原料に使えない原因でした。
道栄紙業では、その「機密文書」をダンボールに入れたまま溶解し、処理することが可能になりました。
ダンボールごと処理しますので、機密が外部に漏れることはございません。

「ミックスペーパー」、「機密文書」ともに処理料金を頂くことになりますが、ゴミとして処理するよりも安価にまた機密が漏れることなく、環境にも良い結果となることでしょう。
お申込み・お問い合わせはお気軽にここから送信してください。

詳細はこちらをご覧下さい。

 

<コアレックス道栄で古紙原料となる紙>

@上質台紙・ケント紙(化粧品やギフト品の箱):上質の厚紙で紙を破いてみると、内部まで全体が上質の白紙で出来ている。

Aパンフレット・カタログ・月刊誌など(ただし、更紙ではないもの):全体が上質紙から出来ている。

B上質包装紙・チラシ・はし袋・白封筒など

C事務用紙・コンピュータ図面用紙・コピー用紙・伝票など(ただし、カーボンの付いていないもの)

D牛乳パック(ただし、内側が茶色のものはリサイクルできません)

上記以外の古紙で、どう分別するか分からないものがございましたら、お気軽にここでお問い合わせください。

コアレックス道栄では、少しでも多くの古紙を再利用しようと設備を整え、技術研究を日々行なっております。

<リサイクルの際には・・・>

現在、リサイクル運動が広く普及してきました。
しかし、もう少し工夫をすることでさらに効率のいい方法が出てくることも少なくありません。
ここでは、最近話題になっているリサイクルグッズをいくつか紹介してみることにします。

·         古紙回収専用紙ひも

最近、「紙ひも」が注目されています。
全国各地の自治体や学校、団体などが古紙を出す際に紙ひもに切り替えているところが増えてきているのです。
ビニールひもが主流となっていた現在に、最近のリサイクル運動の広がりから「紙ひも」が見直されてきているのです。
何故、最近注目されてきているのでしょうか?それは、古紙を再生する上でビニールひもは禁忌品(異物)となるからであります。
ですから、資源回収業者が手作業で取り除いてゴミとして処分されていたのです。
また、よく新聞販売店からもらうビニール袋についても同じことが言えます。
この状況を打破するために復活してきたのが紙ひもなのです。
紙ひもならばそのまま古紙といっしょにリサイクルできるので、ゴミも発生せずに理想的な形が出来上がります。
なお、茶色の紙ひもも存在しますが、茶色ですとそのまま使うことが出来なくなるために、なるべく白色のものをご利用いただくよう宜しくお願いいたします。
では、強度はというと、紙ということで大変水に弱いことが分かっております。我々の実験の結果では、紙パック100枚程度を太さ20号の紙ひもで二重にしばると十分な強度が得られるようです。普通の量なら、問題はないようです。結びにも違和感などはなく使用できました。
当社でも取り扱っておりますので、ご興味、ご所望の方はお気軽にここでお問い合わせください。